スプレッドとは「売値と買値の差」のことです。
殆どのFX会社は、FX取引する際の手数料は無料ですと謳っていますが、慈善事業でブローカーを行っているかと言うとそうではなく、このスプレッドが、FX会社が取引する際の手数料になります。
例えば、スプレッドが0.3銭の場合ですが、0.3銭は「3円の1,000分の1」と非常に低い桁数ですが、多くのFX会社では最低取引単位を1,000通貨または10,000通貨としているため、実質的な取引手数料は「1,000通貨で3円」「10,000通貨で30円」ということになります。
★下図を使ってスプレッド0.3銭をもう少し詳しく
USD/JPY(米ドル円)の通貨ペアを取引する時に、【売値:106.982 買値:106.985】だとします。
この場合、買値-売値が0.3銭であり、この0.3銭が取引をする人にかかる実質上の取引手数料であり、平たく言うと「スプレッド0.3銭」ということなのです。
当然、スプレッドの開きが小さい方がお得であり、逆に開きが大きいとその分支払うべき手数料が高くなるので、FX会社を選ぶ目安の一つとして覚えていて損はありません。
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