愛犬が皮膚病に?痒みを改善する薬用シャンプーはこれで決まり!

困った人
愛犬の背中辺りにブツブツした湿疹のようなものが出来てて、そこが痒いのか舐めたりしてるんだけど、これって皮膚病なの?かゆみを抑えるにはどうしたら良いか教えてください!

 

こんなお悩みにお答えします。

 

本記事の内容

・代表的な皮膚病の種類・原因・症状とは?
・かゆみや皮膚病によく効く薬用シャンプーおすすめ5つ

 

この記事を書いている私は、犬のペット歴11年。
ビションフリーゼを飼うようになってから犬への愛着が生まれ、現在はミックス犬のポメプーと一緒に暮らしています。
Fujii

 

今回は、愛犬の皮膚病と痒みを改善してくれる薬用シャンプーをご紹介します。

 

私もこれまで2匹の犬を飼っていますが、2匹とも皮膚病『膿皮症』を発症した?させてしまった?のですが、犬の皮膚病は犬種に限らず発症率の高い病気の一つと言われています。

 

ある動物保険会社による保険金請求ランキングでは、皮膚疾患は1位の消化器疾患に次いで2位というデータもあるほどです。

 

今回の記事では、犬がかかりやすい代表的な皮膚病に合った薬用シャンプーを、売れ筋からご紹介していますので、きっとあなたの愛犬の皮膚病を解決してくれるシャンプーに出会えると思います。

 

それでは、さっそく本題に入っていきましょう!

 

 

代表的な皮膚病の種類・原因・症状とは

現在、犬猫がかかる皮膚病には400種以上もあって、その中には簡単に治るものから完治が難しく生涯付き合っていかなくてはならないものもあります。

 

なかでも痒みを伴う皮膚病は、常にその痒みに苦しめられるだけでなく、脱毛や患部を掻くことで皮膚を傷つけ、そこから炎症や感染を引き起こすなど別の症状を誘発してしまうほど厄介なものもあります。

 

ここでは、多くの犬がかかりやすいとされる5つの皮膚病についてご紹介していきます。

 

 

膿皮症

出典:https://minowa-ah.com/

皮膚のバリア機能が低下したために、皮膚に常在する細菌に感染した皮膚病を総称して膿皮症と呼びます。

 

痒みは強いものの、適切な治療で一般的には1ヶ月程度で治すことができる皮膚病のひとつです。

 

主な症状

主な症状

・皮膚に赤くポツポツとした湿疹や膿疱が見られます。
・掻くことでかさぶたが出来たり、フケが出たり、リング状の脱毛が見られます。
・病変の多くは股、脇、腹部に出ますが、全身に起こることもあります。
・通常は痒みがありますが、痒みの程度は様々です。

 

これ以外に、外傷によるものや間違ったお手入れ(シャンプーのしすぎや強いブラッシングなど)で肌を傷つけることも一因となるため、間違った日々のスキンケアが膿皮症を引き起こすきっかけとなることもあるので注意が必要です。

 

治療法については、症状が出ている部位が限定的で症状が軽い場合には、抗生剤の外用薬や抗菌シャンプーを用いて治療を行います。

 

全身に膿皮症の症状が出ている場合などは、抗菌薬を投与する治療法となり完治するまでに時間と体力を消耗してしまいますので、くれぐれも放置だけはしないように気をつけましょう。

 

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ニキビダニ症

出典:http://www.kondo-vet.com/

ニキビダニ症とは、体長0.2〜0.3m程度の細長い形態の寄生虫が原因となって起きる皮膚病で、毛根を包んでいるも毛包に寄生することから毛包虫症とも呼ばれます。

 

このダニは人や犬の健康な皮膚に常在している寄生虫で通常は無症状なのですが、皮膚のバリア機能が低下することにより増殖して皮膚炎を起こします。

 

一般的に免疫力の低下した仔犬や老犬に多く見られる皮膚病の一つです。

 

主な症状

主な症状

・目や口の周辺、前足などが特に感染しやすく、初期は特に痒みを伴わない脱毛が見られます。
・脱毛を放置しておくとニキビダニが増殖し、膿疱が発生し皮膚のただれに繋がります。
・二次感染が進行すると痒みが強くなる傾向があります。

 

ニキビダニ症は完治可能ではありますが、投薬を中止すると再発の可能性が高く根気強く治療を行う必要のある病気です。

 

治療をせずに放っておくと、最終的に全身の皮膚が深部まで感染した状態になり治療期間も長期間に及び完治も難しくなりますので、早めの治療が重要です。

 

私がオススメしたいニキビダニ症に効果的なシャンプーは、膿皮症と同じ以下の3つです。

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アトピー性皮膚炎

出典:https://inu-neko-byoki.com/

犬のアトピー性皮膚炎は、原因が完全に解明されていない病気です。

 

主な症状

主な症状

強い痒みと赤みが特徴で、目の周囲、口の周りや耳、四肢、脇、肛門の周りに多く症状が出ます。

 

犬の中には遺伝的にこの病気になりやすい犬種が存在してて、代表的なのは柴犬やフレンチ・ブルドッグ、ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア、ゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバー、シーズー、ヨークシャー・テリアなどです。

 

主にハウスダストマイト(チリダニ)が原因抗原(アレルゲン)として、バリア機能障害のある皮膚から侵入し、それらに対して免疫が過剰に反応することで、強い痒みを伴うと考えられています。

 

多くの場合は生後6ヶ月〜3歳という比較的若い年齢で発症するようです。

 

この病気は生活環境の中に原因があることから完治が難しく、獣医師と相談しながら生涯に渡って治療を行う必要があります。

 

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食物アレルギー

出典:https://dog.benesse.ne.jp/

犬の食物アレルギーは、食物有害反応の中の一つの症状です。

 

原因となる食べ物は牛肉・鶏肉・卵・大豆・乳製品・トウモロコシ・小麦などが挙げられますが、原因を特定することは困難なことが多いです。

 

 

主な症

主な症状

・特定の食べ物を食べた後に身体を痒がったり、皮膚にポツポツとした赤い湿疹がでます。
・症状は目、耳、口の周りに出ることが多いです。患部を掻くことによって脱毛やフケ、かさぶたがみられます。
・症状が改善されず慢性化すると皮膚が黒ずんだり(色素沈着)、分厚くなったり(苔癬化)します。
・また、特定の食べ物を食べた後に嘔吐や下痢などの消化器症状ががみられることもあります。

 

完治することは難しい病気のため、症状の緩和が主な治療となります。

 

特定の食べ物(主にタンパク質)や食品添加物に対する過剰な免疫反応により、皮膚の痒みなどの皮膚症状、嘔吐や下痢といった消化器症状を引き起こします。

 

またアトピー性皮膚炎と併発している症例も少なくありません。

 

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マラセチア性皮膚炎

出典:https://ameblo.jp/feline1224/

マラセチアとは犬の皮膚に常在している真菌(カビ)の一種ですが、皮膚のバリア機能が低下したり、皮脂の分泌が増えすぎたり(脂漏)、アトピーや皮膚炎などで皮膚の抵抗力が落ちると異常に繁殖し、皮膚炎を起こします。

 

 

主な症

主な症状

・耳や口の周り、下あご、腋窩、内股、肢間、肛門の周りなど油っぽい部位で症状がみられることが多く、非常に痒いことが特徴。
・赤い湿疹、黄色や灰色の油っぽいフケがみられ、掻くことにより皮膚が黒ずんだり、脱毛するなどの症状がおこります。

シーズー、ダックスフンド、プードル、マルチーズ、コーギー、パグ、フレンチブルドック、ビーグル、ゴールデンレトリーバー、キャバリア、柴犬などに多く発症します。

 

マラセチアの治療は内服とシャンプーで行いますが、この病気は基礎疾患にアトピーやホルモン疾患などを持っていることが多いため、その場合は基礎疾患に対する治療も行う必要があります。

 

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以上、犬がかかりやすい代表的な皮膚病についてご紹介いたしました。

 

 

 

かゆみや皮膚病によく効く薬用シャンプーおすすめ5つ

私たち飼い主にできることと言えば、かゆみを少しでも和らげてあげることですね!

 

そのためにも、愛犬の症状に合ったシャンプーを選べるよう、しっかりポイントを押さえましょう。

 

まず、シャンプーを選ぶときに一番重要なのは、症状に効果のある成分が入ったものを選ぶこと。

 

間違って効果のないシャンプーを使うのは時間とお金の無駄になりますので、基本的に動物病院で診断を受けてから使うようにしましょう。

 

犬用薬用シャンプーの選び方

犬用薬用シャンプーは以下の性能別に分けられています。それぞれの用途に応じた成分が入っていますので、目的にあったシャンプーを選んであげましょう。

 

性能 主な成分
抗菌性 過酸化ベンゾイル,クロルヘキシジン,乳酸エチル,ポピドンヨード,酢酸/ホウ酸
抗真菌性 ミコナゾール,ケトコナゾール,二硫化セレン,クロルヘキシジン,ポピドンヨード,酢酸/ホウ酸
抗脂漏性 サリチル酸,硫黄,過酸化ベンゾイル(乾性不可),グルコン酸亜鉛,ピリドキシン,コールタール,二硫化セレン,フィトスフィンゴシン
角質溶解性 サリチル酸,硫黄,コールタール、過酸化ベンゾイル
止痒(しよう)性 オートミール,プラモキシン,1%ヒドロコルチゾン

 

それぞれについてご紹介していきます。

 

抗菌性シャンプー

背中やお腹に赤い発疹が出てしまったら、おそらく「膿皮症」という病気ではないかと思われます。

 

膿皮症は細菌性の病気なので、しっかり殺菌したうえで予防する必要があるため「抗菌性シャンプー」を使うといいですよ。

 

中には過酸化ベンゾイルという成分が含まれているものもありますが、この成分はやや刺激が強いのでなるべく避けるようにしましょう。

 

抗真菌性シャンプー

抗菌成分は細菌に対するものでしたが、こちらは抗菌作用に加えてカビや酵母などの真菌に効果があります。

 

抗菌成分と重複している成分もありますが、これらの成分は両方の効果が期待できます。

 

特に真菌には「ミコナゾール」が有効ですので、真菌に特別効果を持たせたいのであれば、ミコナゾールが含まれているシャンプーを選ぶと良いですよ!

 

抗脂漏性シャンプー

マラセチア性皮膚炎は皮膚から過剰に皮脂が出ているため、ベタついてしまうのが特徴です。

 

ベタベタ肌を解消したい場合は、サリチル酸・乳酸エチルなどの成分が含まれているものを選んだほうが良いでしょう。

 

角質溶解性シャンプー

フケ症に効果があると言われているのが、「角質溶解性シャンプー」になります。

 

成分の中にサリチル酸が含まれているものを選ぶと効果が期待できます。

 

このサリチル酸はフケ意外の他のトラブルにも効果を発揮するそうですので、こちらの成分を優先して選ぶと良いでしょう!

 

止痒(しよう)性シャンプー

かゆみを少しでも和らげることで掻きむしりなどによる出血を抑えるのに効果的とされるのが、オートミール成分入りの「止痒性シャンプー」になります。

 

ただ、かゆみがピタッと止まるというわけではなく、保湿しながら痒みを抑えていくイメージなので、過度の期待はしない方がいいでしょう。

 

また、止痒性のシャンプーに含まれているオートミールは、かゆみを抑えるとともに保湿の効果も期待できますが、一方でオートミールはアレルギー反応が起こらないかどうかの確認が必要な成分です。

 

万が一使用していてアレルギー反応を起こすようであれば、すぐに使用を控え、病院に連れていきましょう。

 

犬用薬用シャンプーおすすめ5

ここからは、犬用薬用シャンプーの人気商品をご紹介していきます。

 

この中から愛犬の症状にピッタリなシャンプーを探してみてくださいね。

 

 

①マラセブシャンプー

 

このシャンプーは、マラセチア皮膚炎の治療に用いるミコナゾール硝酸塩、クロルヘキシジングルコン酸塩配合の殺菌性薬用シャンプーになります。

特徴としては、2つの殺菌成分がマラセチア皮膚炎の原因となるマラセチア(真菌)とスタフィロコッカス(ブドウ球菌)を殺菌し、洗浄成分により菌の繁殖の原因である過剰な皮脂と汚れを洗い流してくれます。

※このシャンプーを膿皮症の治療で使用する際は、獣医師に相談のうえ使用してください。

 

 

キリカン洋行 ノルバサン シャンプー0.5 200ml

 

このシャンプーは、酢酸クロルヘキシジンを主成分として、洗浄や艶出しのための界面活性剤、芳香剤などが加えられた青色をした薬用のシャンプーです。

酢酸クロルヘキシジンは、医療の現場では皮膚の消毒や、外科医の手術前の手指の洗浄消毒、真菌性の皮膚疾患の治療などにも使われているほどの殺菌能力を持っています。

また、悪臭源の殺菌を抑制して防臭効果があるほかに、肌に優しく洗浄能力の高い界面活性剤と組み合わさっているので、皮膚を清潔に保ちます。

 

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フジタ製薬 薬用ヨードシャンプー 犬猫用 200ml


このシャンプーは、 うがいや手洗い、傷の殺菌・消毒などに使われているポビドンヨードにと殺菌力を持つヨウ素を配合して刺激性が軽減されたシャンプーです。

本剤を皮膚被毛に用いると洗浄するばかりでなく、体表を殺菌し体臭も除去してくれます。

保湿剤として人用シャンプーにもよく使用されているアロエ末も配合されていますので、毛を柔らかく、なめらかにします。

 

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ナンビ 自然派 薬用皮膚病予防シャンプー 400ml

 

このシャンプーは、フケ、かゆみ、ただれ等のトラブルがある皮膚の予防と改善を目的とした弱酸性の薬用シャンプーです。

有効成分水溶性イオウと天然植物エキス(6種)の働きにより皮膚のトラブルを未然に防ぎます。

天然ヤシ油ベースで皮膚、被毛を優しく洗い上げしっとりさらさら効果が得られます。

 

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フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー 犬猫用 200g


このシャンプーは、クロルヘキシジン配合で皮膚・被毛の洗浄や殺菌消臭に効果のある犬猫兼用のシャンプーです。

クロルヘキシジンはフェノール系の消毒剤で、細菌・真菌・ウィルスなど広い抗菌作用を持っています。

毒性や刺激性が共に低く、低濃度でも殺菌効果があり、一般細菌には通常濃度0.5%で使用されています。

また安全性が高く、長時間有効性を保つことができます。

 

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まとめ

今回は、犬がかかりやすいとされる代表的な皮膚病の種類・原因・症状についてご紹介しました。

 

代表的な皮膚病とは、膿皮症、ニキビダニ症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、マラセチア性皮膚炎の5つでしたね!

 

原因はさまざまですが、アトピー性皮膚炎や食物アレルギーについては遺伝性疾患とも言えますので、将来にかけて長く付き合っていく必要があります。

 

そのためにも、その子にあったシャンプーを選んであげて、少しでも快適な生活が遅れるようサポートしていく必要がありますね。

 

今回紹介したシャンプーで効果がなくても諦めないでください。

 

今回紹介した商品が全てでは有りませんので、その子に合ったシャンプーを探し当てて快適なワン生の手助けをしていきましょう!

 

今回は以上です。

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Fujii

1960年代後半生まれの広島県在住サラリーマン ▶2019年10月からブログを開始▶現在ブログ月収4桁台で奮闘中▶定年までにブログ月収6桁以上を目標に優秀なブロガーさんの記事で独学中▶「継続は力なり」をモットーに記事を書き続ける   ▶家族:妻と愛犬1匹

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